自分の事は自分でやる、というのは当たり前のことかもしれません。しかし、当たり前に身の回りのことをやる、努力するといった主体的な行動は 幼児のうちから習慣づけていないと、難しくなるのが現実です。しかし、子供達には生まれ持って自主的に行動する習慣は備わっています。誰かに言われなくても自ら言葉を覚え、自ら率先して歩き出します。
あらゆる事を積極的にやるのが幼児期ですが、その自主性を壊してしまいやすい時期でもあります。大人達が何でもやってあげることによって、「なんでもやってもらうのが当たり前」の習慣が付いてしまうのです。特に「管理型社会」が子供の頃から身についている現代では言われないとやらない、言われたことしか出来ないという習慣が身についているのが現状です。
架空幼稚園では、子供達の自主的に行動、成長する行動を観察、見守ることを中心としています。 当然、大きなけがやトラブルに巻き込まれる可能性においては大人が入りますが、子供達が夢中で遊んだり、園内で生活している中ではスタッフは管理者ではなく、サポーターとして子供達を見ています。
幼少期の経験は大人になってもあまり忘れないものであり、この時期の楽しかった経験や思い出、成功体験が大人になっても目標や夢を実現する自信に繋がります。頭で覚えるばかりではなく、身体をたくさん使って行った経験は子供達の財産です。
また、クリエイティブなアイデアは決して0から作られるものではなく、たくさんのものを知り、経験した積み重ねから出来ています。
私たちは敏感期にある子供達の大切な時期に貴重な経験をしてもらい、園内外問わずさまざまなイベントを用意しています。親子体験や遠足はもちろん、社会科見学やキャンプなど、自然に囲まれて遊ぶ体験から大人達の仕事の体験など、実際に肌で触れる経験を子供達に積んでもらいます。
いつの時代になっても、調和というのは重要なテーマです。他人を思いやり、協力して生きていく。そんな大人になっていくのが重要であり、当園の願いであります。
当幼稚園でのルールは2つだけです。
・他人に迷惑をかけない
・自分を傷つけない
他人と自分を傷つけなければよい、というシンプルなルールです。この2つのルールだけは子供たちに遵守してもらう指導を徹底しています。
※当サイトはサンプルサイトのため、登場する幼稚園、人物は全てフィクションですのでお問い合わせ等はご遠慮ください
©高橋遼平